「マクルーア誌」におけるブラウン神父

 ソーンダイク博士と「マクルーア誌」との関係に触れたついでに、チェスタトンのブラウン神父と「マクルーア誌」との関係についても簡単に触れておこう。
 チェスタトンは、『ブラウン神父の知恵』(1914)所収の短編のうち数編を、単行本化に先だって「マクルーア誌」に掲載している。その一覧は以下のとおり。

 1912年11月号   「グラス氏の失踪」
 1913年2月号   「ジョン・ブルノワの珍犯罪」
 1913年3月号   「泥棒天国」
 1913年4月号   「通路の人影」
 1913年6月号   「紫の鬘」
 1913年8月号   「シーザーの頭」

 同短編集収録の作品は、イギリスの「ペルメル誌」が単行本化に先だって全編掲載しており、「マクルーア誌」が初出とは言えないが、ほぼ同時期に掲載されている。「マクルーア誌」では、いずれも、ウィリアム・ハザレルによる挿絵が入っている。ハザレル(1855-1928)は、「グラフィック誌」や「スクリブナーズ誌」などでも挿絵を描いていた画家として知られる。


「グラス氏の失踪」より
グラス氏の失踪


「通路の人影」より
通路の人影


「紫の鬘」より
紫の鬘
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