「砂丘の秘密」

 “John Thorndyke’s Cases”でも触れたが、フリーマンの短編には、雑誌掲載時には写真が添付されていたのに、単行本化の際に落ちてしまった作品が少なくない。
 「砂丘の秘密」(『ソーンダイク博士の事件簿Ⅰ』創元推理文庫収録)もその一つ。この短編は、フリーマンが自選ベストに選び、バーザン&テイラーも“A Catalogue of Crime”でベストに推している作品だ。
 砂の分析がソーンダイク博士の推理の決め手となるのだが、元の雑誌版には、その砂の顕微鏡写真が入っていた。


砂丘の秘密



 ホダー&スタウトン社から刊行された“The Puzzle Lock”(1925年)に収録された際には、標題作の写真は掲載されたのに、この作品のほうはなぜか載っていない。
 ピアスン誌のほうは、標題も微妙に違っていて、‘The Mystery of the Sandhills’となっている。(単行本では‘A Mystery of the Sand-Hills’)
 この頃には、H・M・ブロックは挿絵の担当でなくなり、フランク・ワイルズという挿絵画家が担当している。
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